ボロボロになってしまったバーナーの悲惨な姿から
約3か月ぶりに天目の器を焼きました
9月初め、倉敷夢空間はしまやギャラリーでの個展に向けて
調子を上げていかないと・・・そんな気持ちと
若干の焦りと恐怖心が絡み合う微妙な心境で窯を焚きました。
窯に出来るだけ負担を与えず、尚且ついい結果を出す・・という
厚かましい考えを持ちながら・・・
結果はこれ
比較的安全策をとったので
自身がイメージしてる炎とは少し違い
また炎の通る道も幅せまく・・・
ちょっと・・・と思う器もありましたが
復帰第一戦としては上々じゃないかと。
ほんの少しのバランスの違いで
炎の質、流れる速さ、その幅が変わり
あたかも、炎を纏った竜が器をなめるように通り過ぎてゆく
そんな様が想像されました
やはり、炎は濃厚で不思議
ドキッとするような存在
やはりこの快感、やめられないですね